CSMA/CD (Carrier Sense Multiple Access with Collision Detect)は、パケットがネットワーク上に同時に複数から送信された際に発生するコリジョンの問題解決のために考案されました。
CSMA/CD (Carrier Sense Multiple Access with Collision Detect)
キャリア検知多重アクセス/衝突検知。
イーサネット(Ethernet)では、CSMA/CDが使用されます。CSMA/CDは、パケットがネットワーク上に同時に複数から送信された際に発生するコリジョンの問題解決のために考案されました。コリジョンが多いCSMA/CDネットワークでは、輻輳や遅延などが発生します。
■ 他の送信が無い場合
1. 送信側ホストは常に回線をモニター
2. 他のホストからの送信がないことを確認
3. 送信を開始
■ 他からの送信がある場合
1. 送信側ホストは常に回線をモニター
2. 回線上に他の信号を確認
3. 拡張ジャム信号送出。セグメント上の全てのノードに送信停止させる。
4. 少々時間をおいて再送を開始
5. 15回再送を試してもコリジョンが続くようなら、タイムアウトして終了。