Network 知識集:D~F。EIGRP、DCE、FECNなど。
● DCE
Data Communications Equipment (EIA) または、Data Circuit-Terminating Equipment (ITU-T)。データ回線終端機器。通信伝送路~DTE間を接続するデバイス。モデム や インターフェース・カードなどを指す。
● DDR
DDR(Dial-on-Demand Routing)。ダイヤル・オンデマンド・ルーティング。回線交換センションの起動、切断を自動で行うルータ機能のこと。モデムの電話回線経由、ISDNターミナルアダプタ経由など、通信の必要に応じ発呼、リンク確立しルーティングをおこなう。
● DLCI
DLCI (Data Link Connection Identifier)。データリンク接続識別子。フレームリレーにて、PVC や SVC を識別するための値である。※PVC(相手先固定接続)。 SVC(相手先選択接続)。
● DSU
DSU (Data Service Unit)。データサービスユニット。デジタル伝送を使用するにあたり、ユーザ側宅内に設置される装置。
● DTE
DTE (Data Terminal Equipment)。データ端末機器。データ伝送の送信先、送信元、またはその両方として使い、プロトコルに従って通信制御を行う。ルータ、コンピュータ、多重化装置などが使われる。
● DTR
DTR (Data Terminal Ready)。DTEがDCEに、データ送受信可能になったことを示す RS-232C の制御線。
● Dチャネル
D channel。データチャネル。ISDNの全二重 16Kbps(BRI)、64Kbps(PRI)チャネル。
● E1
E1。2.048Mbps 広域デジタル伝送方式。ヨーロッパ圏で利用されている。
● EIGRP
EIGRP (Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)。Cisco社が開発。IGRPの改良版。リンクステートプロトコルとディスタンスベクタプロトコルの利点を持ち、運用効率と収束性が優れている。
● FECN
FECN (Forward Explicit Congestion Notification)。順方向明示的輻輳通知。フレームリレーにて使われる。経路上(送信側から受信側の間で)に輻輳があることを通知する制御ビット。通知は、受信側のDTE(フレームリレー端末)に行われる。